本場インドのケララでアーユルヴェーダ体験レポ

Ayurveda

南インドのケララに来ております!
世界三大医療の一つであるアーユルヴェーダの発祥地、ケララでお勉強中。

私の学んでいるところは病院と学校が併設してあるので、学ぶことも治療することも可能。
ここに来た目的はお勉強ですが、せっかくだし興味があったので10日間に渡るアーユルヴェーダ体験!

その様子をレポしていきます。

 

まずはドクターと問診

治療前に体の不調、便の様子やどういったことをしたいか必要か等を話します。

私の治療箇所
・慢性鼻炎
・仕事で酷使していためた右手首
・強すぎる月経痛と月経不順(ピル8年間服用)

 

私は「経験としてしてみたい」が目的であり、正直この時点でそこまでの不調はなかったのでヘビーな治療(下剤、浣腸などのパンチャカルマ)は特に必要ないそう。
パンチャカルマの一つであるNasyam(オイル点鼻)のみ、鼻炎に向けてのアプローチとして行うようです。

月経不順や月経痛に対しては私が8年間もピルを服用しているということで、それを処方してもらった医師の判断なしに中断はできないということでした。
帰国後にピルを処方してくれた医師との相談後にアーユルヴェーダ治療を始めれるように内服薬を処方してもらうことに。ということで月経関連に対しては今回の10日間でのトリートメントはありません。

 

 

 

アーユルヴェーダトリートメント開始!

1日目

ヘッドマッサージを軽くした後にAbhyanga(オイルボディマッサージ)
治療とはいえ温められた薬用セサミオイルで全身くまなくマッサージされて至福の時間。

仕事で酷使しすぎて痛めた右手首と足の親指へのアプローチとして
関節痛にも効くセサミオイルがいい具合に聞いてくれることを祈って。

トータル30分もない、軽めの治療から1日目がスタート。
今後の治療に向けて体慣らしですね。

 

2日目

Abhyangaからスタート。
それに続いてChoorna pinda swdamという薬用の粉を包んだボールによるマッサージを。
関節の痛みにいいそうで、温められた包みで身体中にポンポン押し付けながら撒布していく治療が気持ちい。

実はこのトリートメントを受ける前に別授業でShirodhara(薬用オイルをおでこに垂らすトリートメント)を受けたのだけれど、ちょっと体に負担かかりすぎてるかもしれない…
頭がボーッとしてうまく働かない感じ。体もいつもより重い。

 

3日目

間違いなく昨日のトリートメント+授業でのShirodharaがパンチを効かせてきてる。
一日中眠くてレッスンもあんまり頭に入ってこない。
Kaphaが多くなってるなーってしっかり感じる一日でした。

しかしトリートメントは続く。
昨日と全く同じ工程のAbhyanga+Choorna pinda swdam

 

4日目

外出のため治療一旦スキップ。
本来なら続けて受けるべきところ、もしくはゆっくりするところを遠出して炎天下の中一日中歩き回ったもんだからどっと疲れが…
明日が怖い。

5日目

治療再開。
昨日の行いがしっかり現れて、朝は全然起きれないし頭がおも〜く、動きもかなりゆっくり。
普段は早口で勢いを持ってお喋りな私が一日中寡黙もしくはゆったーりな口調で周りも大丈夫?ってなるレベルでした。
ただ、頭痛がするとかどこかに不調が出てるとか、そういったものはなく治療が効いてるんだなあといった感じ。

 

本日の治療は二人がかりでのAbhyanga→PPS→Face massage→Steam→Nasyam(オイル点鼻)

PPSはPathra Potala Swedamといって、薬草が入った包みがあっためられてそれを身体中に当てながらのマッサージ。
パウダーの包みよりも薬草だからガサガサを感じるものの、これもまたいい刺激で気持ちいい。

 

そしてついに体験してみたかったNasyam!

この薬用オイルを鼻に滴下します。
鼻炎に良く、肩・首・頭の緊張を和らげる効果も。

感想はした後パーンって脳が開くというよりは心なしか頭(というか脳内)のもやが取れる感じ。
ハッカ系を鼻から吸い込んだ時のスッキリさではなく、じわじわ毒素が消えていくような。
説明が難しいのでみんなにも体験してもらいたい。

全行程1.5時間くらいあってしっかりめの治療に突入したようです。

 

6日目

昨日と同じ治療で
二人がかりでのAbhyanga→PPS→Face massage→Steam→Nasyam
時間も昨日と同じ1.5時間。

体が慣れてきたのか、どれかの治療のおかげなのか、体と頭の重い感じがなくなってきた。
絶好調!というよりかは、体が軽くなってきて本来の調子に戻った感覚+関節痛がマシに。

 

7日目

二人がかりでのAbhyanga→Njavarakizhi→Face massage→Steam→Nasyam

今日から薬用ミルクで炊いたお米を布で包んで全身に塗りこむトリートメント。
お米はShashtika riceという特別なお米で栄養たっぷり。
最初はさらさらしてたけど最後には全身おかゆまみれ状態に。笑
でも10部がゆのようなペースト状で心地よい。

このトリートメントは体に強さと安定力を与える効果があるそうで、リウマチ、関節炎、手足の衰弱、高血圧、コレステロール、皮膚病によいとされています。

これ一番好きかも。

 

8.9日目

7日目と同じトリートメントが3日続く。

 

10日目

最終日。
Head massageから始まり、今まで以上にしっかりめのAbhyanga。
その後スチーム→フェイスクリーニング→フェイススクラブ→全身スチームバス→最後にフェイスパックで終了。

最終日に完全なる美容コース。
洗い流した後はお肌モチモチで潤って気持ち良かった〜

 

 

初めての10日間のアーユルヴェーダを終えた感想

私の場合は美容やリラクゼーション目的でのトリートメントだったと思います。
なので同じ宿泊者でも治療目的で来ていた人と、ただ単に経験として受けてみたいという人との内容差がものすごくあった印象。

本当はパンチャカルマももうちょっとしたかった…けど、特にこれといって不調があったわけではなかったので仕方ない、というか必要ない人にしなくて当たり前かな、と。
必要な人に合わせて治療内容もタイミングも変わるアーユルヴェーダだからこその結果だったと思います。

 

でもそんなリラクゼーション目的でも好転反応が出たからすごい。
関節痛も程よくなったし、後は持ち帰ってスタートする服用薬や塗り薬など。

月経不順・月経痛に関しての内服薬がこんなに!
これが結構楽しみだったりして。

 

低容量ピルを長年飲み続けている人ならきっと分かると思いますが
生活改善して健康体になったかな、生理に悩まされることもないかなと思っていても
ピルを中断しない限りそれってわからないんですよね。

そしていざやめるとなると「もしまた生理痛が酷かったらどうしよう」「また仕事やスケジュールに支障が出たらどうしよう」という精神的不安でなかなか手放せない人も多いと思います。

今回アーユルヴェーダ治療に移るに当たってその不安と向き合うことになるのでドキドキですが、
ケミカルではなく自然の力を借りて月経と向き合えるといいなあと思います。

痛み止め薬を毎日飲み続けているわけではないし
低容量ピルの利点も知っているけれど、やはり自然のものではないしね。

このことも引き続きレポします。

 

 

 

アーユルヴェーダトリートメントをするなら

今後アーユルヴェーダ治療を受けようと考えてる皆様へ注意点を。

 

長期治療であることを覚悟
最低でも7日〜で、治療内容にもよりますが一ヶ月以上必要な場合も。

仕事、勉強、旅行中などは避ける
上記のものはVataが増悪する可能性があります。治療中は心身ともにしっかり休める環境作りを。
治療後に他の地域に旅行へ行ったり、すぐに長時間のフライトも悪影響になる可能性があります。
治療後も数日間はできればしっかり休みたいところ。

生理になると治療は一旦中止になります
アーユルヴェーダでは月経=浄化の時期として考えるのでヘビーな治療はできません。
Vataを悪化させる可能性があるためです。
生理期間は自分の心と体に意識を向けてゆっくり過ごします。

ちゃんとしたクリニック/医師かしっかりチェックする
インド、スリランカでは治療院も多いため、悪徳クリニックも多いのが事実です。
実際に私の友人何人かが、あまり良くないクリニック/医師に当たったために体に不調が出たそう。
良くなるためにお金を払って治療をするのなら、腕のいいクリニックにお願いしたいですよね。

 

 

私は当初知識が全くなかったので軽い気持ちで勉強中に治療に入り、炎天下の中遊びに出かけたりしてしまいました。
そのせいであんまり授業に集中できない日があったり、体がとても重くなったりしたので反省。
どれだけ軽いトリートメントでも治療中は治療に専念すべきだと、身をもって経験…

 

皆さんはそんなことがないようにアーユルヴェーダトリートメントを受けてくださいね!

コメント